WordPressでサイトやブログを立ち上げようと思った時に、一番迷うと言っても過言ではないものにテーマ選びがあります。
WordPressのテーマは数えきれないほどありますので、特に初心者の方なんかは「一体どれにしたらいいの!?」と思ってしまいますよね。
当記事では、テーマ選びに困っている方に向けて、無料のテーマに絞っておすすめをご紹介します。
とその前に、どんなサイトやブログにしたいかイメージは出来ていますか?
自分にとって最適なテーマを決めるためにはサイト設計も重要になってきます。
サイト設計って何?テーマはどんな基準でテーマを決めたらいいの?っていう状態の方は、先に次の2つの記事に目を通すことをおすすめします。


WordPressの無料テーマにはWordPressに登録されているテーマと、外部からデータをダウンロードしてくる必要があるテーマがあります。
登録されている場合はWordPressの管理画面から「外観」→「テーマ」→「新規追加」からテーマ名を検索することでテーマのインストールが可能です。
外部からデータを取り込む場合には、新規追加でzipファイルのままアップロードします。
ではここから実際におすすめの無料テーマ紹介していきます!
おすすめ有料テーマはこちら▼

気になったテーマはデモページを見て、ぜひ雰囲気を掴んでみてください。
WordPressのおすすめ無料テーマ【コーポレートサイト編】
コーポレートサイトと聞いてピンとこない方もいるかもしれませんが、要は企業のホームページのようなものを想像していただければOKです。
企業や個人でサービスを扱っていたり、名刺のような役割でサイトを持ちたいという場合におすすめのテーマがこれからご紹介するものになります。
Lightning(ライトニング)
引用元:https://lightning.vektor-inc.co.jp/
シンプルなコーポレートサイトを作るのにはピッタリなテーマ。キッチリした印象を与えます。
別途「VK All in one Expansion Unit」という専用のプラグインをインストールすることによって、機能を拡張することが出来ます。
有料版もあり、デザインを変更して雰囲気を変えたり機能を追加することも可能。
デザインは外観のカスタマイズから設定します。日本では結構人気なテーマなので情報は探しやすいテーマかなと思います。
欠点を挙げるとすれば、無料版では色の設定含めカスタマイズ性が低く、テンプレート感が出てしまうところでしょうか。
WordPress管理画面からインストール可
Sydney(シドニー)
引用元:https://demo.athemes.com/themes/?theme=Sydney
オシャレで洗練されており、今風なテーマです。パララックスなどの動きもあり、無料テーマという安っぽさを感じさせません。
汎用性が高く、いろいろなサイトで使えそうなデザインになっています。
記事も書きやすいので、SEOを重視する企業のサイトなんかにも良いでしょう。
海外で特に人気があり、圧倒的な評価を得ているテーマです。有料版あり。
事項のAstridと開発元が同じなので、この二つは好みですね。
WordPress管理画面からインストール可
Astrid(アストリッド)
引用元:https://demo.athemes.com/themes/?theme=Astrid
前項のSydney同様洗練されたオシャレなテーマで、より高級感やブランドイメージを打ち出したい時におすすめのテーマです。
フォントの関係で、画像のように英語表記で使うと映えるかも。
こちらも有料版ありで機能拡張できます。
ブログ付きのサイトとしての利用も使いやすくなっています。
WordPress管理画面からインストール可
OnePress(ワンプレス)
引用元:https://demos.famethemes.com/onepress/
OnePressも動きがあり、無料とは思えない優秀なテーマです。
スタイリッシュな雰囲気で、1ページ型のWebサイトを作るのに適したテーマなので、コンテンツボリュームの少ない場合や個人のサイトなんかに良さそうです。
ギャラリーや投稿機能もシンプルで使いやすい印象があります。
OnePressも有料で機能を増やせます。
WordPress管理画面からインストール可
Xeory Extension(セオリー エクステンション)
引用元:https://xeory.jp/extension/
コンテンツマーケティングで有名(最近勢いがなくなった気がしますが…)な「バズ部」が開発したテーマです。
そのため当テーマもコンテンツマーケティングに重点を置いた設計になっており、記事から集客を狙うことを前提としています。
ブログ持ちのサイトを作りたいという場合にピッタリなテーマです。
Xeoryという英単語はないので読み方に確信が持てませんが、理論を意味する「theory」から来ていると考えられます。
難点は外観設定の柔軟性が低く、好きにいじるにはカスタマイズ知識が必要で初心者にはハードルが高いことです。
ブログ特化の「Xeory Base」と合わせて、テーマファイルを触ることに抵抗が無ければ自分好みにしやすいテーマでしょう。
WordPressのおすすめ無料テーマ【ブログ編】
続いてブログにおすすめの無料テーマです。
個人ブログやメディアサイトで記事を執筆していくことをメインとして使うのにおすすめのテーマとなります。
Cocoon(コクーン)
Cocoonはおそらく国内でもっとも知名度と人気の高い無料テーマです。
日本人が開発し、マニュアルもあるので初心者にもとっつきやすくなっています。
無料とは思えないほどの機能性の高さと、カスタマイズ性を備えているのが特徴です。
逆に言えば機能が多いので最初は少し苦労するかもしれません。
スキンを変えるだけで、簡単にサイト全体の雰囲気を変えることが出来ます。
公式サイト内に無料のフォーラムがあり、ユーザー同士で質問も可能なので困ったときも解決しやすいでしょう。
ブロックエディター(文章を書いたり、コンテンツをつくっていくためのもの)にも独自の機能が追加されています。
日本で人気なのでデザインが他人と似通ってしまいやすいため、デザインを重視するのであれば別のテーマのほうがいいかもしれません。
Write(ライト)
引用元:http://demo.themegraphy.com/write-ja/
書くことに特化したテーマが、このWriteです。
不要なものはとことん削ぎ落し、余白の美しさとセンスを感じさせます。
シンプル is ベスト!多くは飾らず言葉で勝負したい!という人にとって最適なテーマだと思います。
余計なことにとらわれず、書くことに集中したい方におすすめのテーマと言えます。
WordPress管理画面からインストール可
Tortuga(トルトゥーガ)
引用元:https://preview.themezee.com/?demo=tortuga
日本では使われているのをほとんど見かけませんが、海外ではそれなりに人気のある必要十分なブログ機能を備えたテーマです。
他の人と被るのは嫌だなぁ…という方のために海外テーマから信頼できるものを挙げておきます。
もう少しシンプルな感じが良ければ、同じ開発者の「Wellington」というテーマもいい感じですのでチェックしてみてください。
少し設定が英語の部分があるのと、色設定にCSS使ったりが必要ですが、シンプルなので扱いやすいと思います。
WordPress管理画面からインストール可
Emanon Free(エマノン フリー)
引用元:https://wp-emanon.jp/emanon-free/
スタイリッシュでシンプルなブログテーマです。
あれこれ詰め込んでない感じが分かりやすくていいですね。
配色パターンは無料ブログのチープ感がありますが、カスタマイズ次第です。
機能は限られますが、拡張したければ有料版があります。
Xeory Base(セオリー ベース)
「Xeory Extension」と同シリーズのブログ特化版です。
出来る設定のみで対応するにはちょっとシンプル(悪く言えば地味)すぎますが、カスタマイズする知識があって自分好みに仕上げていくにはちょうどいいテーマかなという気がします。
ある程度自分でカスタマイズできると、機能多すぎるテーマは逆に使いづらいな…って場合あるんですよね。
そんな人はこのテーマをカスタマイズするとシンプルで自分好みに仕上げられるのではないでしょうか。
WordPressのおすすめ無料テーマ【ポートフォリオ編】
PRしたい作品がある方、フォトグラファーやデザイナーなどが、ポートフォリオを作るのにおすすめの無料テーマです。
ここでは有名どころ2つのご紹介に留めますが、ポートフォリオのような画像に主点を置いた見せるブロックタイプのテーマは沢山あり、こだわりが出る部分かと思いますのでいろいろ探してみましょう。
Portfolio(ポートフォリオ)
引用元:https://modernthemes.net/theme-demos/?theme=Portfolio
名前の通り、ポートフォリオ特化テーマです。
全画面幅で様々な写真がブロックのように配置しており、映える構成となっています。
旅の風景などを載せて旅日記のように使うのもいいかもしれませんね。
Fukasawa(フカサワ)
引用元:https://andersnoren.se/themes/fukasawa/
はい。モノトーン調で美しいですね。
オシャレ、シンプル、ミニマリスト。そんな感じのテーマです。
キレイに整列されたブロックタイプではなく、石を段々に積んだようなレイアウトなので雑誌に載っているかのような美しさが表現されます。
メニューがサイドにあるので、いかにもデザイナーさんの個人サイトという感じがします。
WordPress管理画面からインストール可
まとめ:無料でも十分使えるテーマがある
無料でも十分使えるテーマは探せばいくらでもあります。
有料テーマは1万円前後するものが多いので、あまり費用をかけたくない場合には無料のものから探せばOKです。
しかし、無料テーマではかゆいところに手が届かなかったり、使いたい機能は有料ということもあります。もし無料テーマでは目的に合致しない時は有料テーマも選択肢に入れてみると良いでしょう。

もちろん無料テーマを使いながらプラグインで不足した機能を補うことも出来ますが、有料テーマはやはり有料なだけあって機能に優れていたり使いやすいものが多いです。
時間の短縮になったり、より良いものが作れることに繋がる可能性を考えると、初めから有料テーマを選択肢から外すのはもったいないかなとも思います。
何を重視したいのかをしっかり考えた上で最適なテーマ選びをしたいですね。
テーマが決まったら、さっそくインストールしていきましょう!
