【初心者必見】WordPressを一番最初に触る上での注意点とよくある失敗

失敗して落ち込んでいる子ども
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初めてWordPressを使う人にとって、あれもこれも分からないことだらけなのではないでしょうか。

習うより慣れろと言いますが、WordPressについても例外ではなく、いろいろと触りながら覚えていくのがいいのは間違いありません。

それでも、最初に知っておけば回避できる失敗というものはあります。

事前に防げる失敗は、防ぐに越したことはないですよね。

今回は、WordPress初心者が陥りがちな失敗とその注意点をご紹介しますので、WordPressを始めて使う人はぜひチェックしていってください!

目次

注意点1.URLの変更は危険

WordPressの管理画面の設定(一般)のところに「WordPressアドレス(URL)」「サイトアドレス(URL)」という項目があります。

WordPressのURL変更

この項目を見て、「URLってもしかしてここで変えられるのかな?」と勘違いしてしまう人が多くいらっしゃいます。

そして軽い気持ちで変更してみたら最後、「404エラー」になったりサイトが表示されなくなったりして、慌てふためくことになります。

特にWordPressアドレス(URL)の方は要注意です。ここを安易に変えてしまうと、WordPressの管理画面にすら入れないという事態に陥ってしまします。

これ結構あるあるのエラーで「サイトが消えてしまいました…」とサイトだけでなく頭が真っ白になってしまう人が後を絶ちません。

実はサイトが消えてしまったわけではなく、エラーになっても必要な手順を踏めば元に戻すことは出来ます。しかし初心者の方には少し難しいので安易にこの部分は触らないようにしましょう。

URLやドメインを変更するためには、事前に独自ドメインを取得して設定したり必要な手順を踏まなければならないので、この箇所だけ変更してサイトのURLが変えられるということはありませんので注意してくださいね。

注意点2.パーマリンクの設定を始めにしておこう

次によくある失敗は、パーマリンク変更によるトラブルです。

パーマリンクというのは、それぞれのWebページごとのURLのことです。

WordPressのパーマリンク変更

パーマリンクはこの部分で設定することができます。

例えばこのページのURLは「https://homepage-jisaku.com/wordpress-beginner-notice/」という風に、ドメインの後にページ用の名前(スラッグと言います)を付ける形になっていますが、これはこういうURL構造になるように設定してあるからなんですね。

よく知らないでページをある程度作った後からこのパーマリンク設定を行うと、これまた404エラーの元になったりします。(WordPressっていじわる!)

パーマリンク変更したくて404エラーが出てしまった場合は「.htaccess」というファイルを自分で書き換えなければなりません。

しかもパーマリンクの設定を変更すると、せっかくもらったリンクや自分で貼ったリンクが無効になったり、ページ評価がリセットされてしまうことになります。

というわけで、パーマリンクの設定は一番最初にやるべき設定の一つなのです。後から変更する際には十分注意しましょう。

ちなみに、おすすめの設定は「投稿名」です。カテゴリーを含めることを推奨しているところも多いですが、カテゴリーを変更したい時に不便です。サイト構造がはじめから確定していてカテゴリー変更しないことが分かっている時以外はおすすめしません。

注意点3.インデックスされているか?

Googleなどの検索結果に表示されるようにすることをインデックスと言います。

さて、あなたのホームページやブログは、公開してもいい状態でしょうか?

「まだ公開するつもりはないのに、勝手に公開されていた!」もしくは「いつまで経っても検索結果に出てこない!」というパターンがありますのでご自身でどうなっているか確認が必要です。

WordPressのインデックス設定

管理画面のこの赤枠の箇所を見てください。

もし、すぐに公開するつもりはないという場合には「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れます。

逆にここにチェックが入ったままだと、いつまで経っても検索結果に出てこないということがありますので気を付けてくださいね!

なお、インデックスされているかどうかの確認は、Google Search Consoleの「URL検査」を行うか、ブラウザの検索窓でsite:あなたのサイトのURL」のようにサイトのURLの直前に「site:」を付けて検索をかけることで確認できます。

インデックスから削除したい場合には、Google Search Consoleから削除申請が可能です。

注意点4.テーマによっては表示設定が必須

お使いになるテーマによって異なるのですが、表示設定をしないとうまく機能しないテーマがあるので注意が必要です。

WordPressの表示設定

「設定」→「表示設定」にある「ホームページの表示」という項目です。

デフォルトでは「最新の投稿」となっていますが、テーマによっては「固定ページ」で設定する必要がある場合があります。

特にコーポレートサイトに適したテーマに多いので、お使いのテーマのマニュアル等で確認しましょう。

カスタマイズと言えば外観などから設定することが多く、テーマのマニュアルってなかなか隅から隅まで目を通すことはなかなかしないですよね。

そのため盲点になりがちなポイントなので、「なんかサイトの表示がおかしいな?」と思ったら、表示設定を疑ってみてください。

注意点5.テーマエディターの取り扱いに注意

WordPressを少し触っていて困りごとがあったときにいろいろ調べるかと思います。その時調べた解決策としてテンプレートファイルをいじる必要がある場合があります。

WordPressのテーマエディター画面

テーマのファイルはここから編集が可能なのですが、正直このテーマエディターを編集することはおすすめしません。

実際にWordPress側も次のような警告を出しています。

WordPressのテーマエディターの警告

その理由としては、編集を失敗すると致命的なエラーを起こす可能性があるからです。

特にテーマのプログラムを司っている、「functions.php」ファイルはカスタマイズで使うことも多いファイルですが、編集を失敗するとサイトや管理画面にアクセスできなくなります。

バックアップを取ってすぐ戻せる状態にしてあれば良いのですが、このテーマエディターを使うとエラーがあった時に戻せなくなってしまいます。

ではどうすればいいかというと、これらのファイルの編集には、FTPソフトが使ったほうが良いでしょう。FTPソフトがあれば、事前にバックアップを取って何かあってもすぐに元に戻せます。

また、テーマの更新のことを考えると、テーマを直接編集するより子テーマを作って編集することが望ましいです。

もしあなたが「FTPソフトや子テーマと言われてもなんのことかよく分からない…」という場合にはファイルの編集をするのは時期尚早だと思います。ある程度詳しくなってから挑戦するか、どうしてもカスタマイズしたい部分がある場合には詳しい人に頼むようにすることをおすすめします。

注意点6.セキュリティに注意

セキュリティのイメージ

WordPressは利用しているサイトも多い分、攻撃や乗っ取りの対象になることも多いです。

場合によっては取り返しのつかないことになることもあるので、セキュリティ対策は十分気を付けてください。

特にログイン時のユーザー名やパスワードは推測されづらい複雑で強固なものにしたほうがいいですね。

ログイン用のURLそのものを変更するプラグインや、セキュリティを向上させるやプラグインも多数あるので導入を検討してみてください。

まとめ:WordPressの失敗は大体なんとかなる

ここまで初心者によくあるWordPressの失敗と注意点をご紹介してきました。

でも、実際にはこれらのトラブルは、大変だとしても解決できる場合がほとんどです。

特に初心者だと「サイトが消えてしまったのではないか…」と心配になってしまうかもしれませんが、本当にサイトが消えてしまっているパターンはほとんどありません。

まずは冷静になって原因や解決方法を探ってみることが大切です。

WordPressの失敗はなんとかなることが多いですが、危ない橋は渡らないに越したことはありません。今回ご紹介したようなよくある失敗には注意して素敵なサイトを作ってくださいね!

インストール後にやっておきたい初期設定はこちら▼

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