ブロックエディタとクラシックエディタの違いは?どっちを使うべき?【WordPress】

WordPressのエディタのイメージ
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今回は、ブロックエディタとクラシックエディタの違いがよく分かっていないという方に向けて、それぞれのエディタの特徴について解説していきます。

「良く分からないけど結局どっち使えばいいの?」っていうことだけ知りたい人もいると思うので、先に結論からお伝えすると

基本的にはブロックエディタ推奨です。

とは言え、それぞれのエディタには向き不向きがあり、どちらかがいいかはケースバイケースです。

記事を読んでそれぞれの特徴を押さえたうえで、自分にとって使いやすい方を選んでみてください。

では実際に各エディタの特徴を見ていきます。

目次

そもそもエディタって何?

解説に入る前に、そもそも「エディタとはなんぞや?」という状態の人もいるかと思いますので、簡単にその定義だけでも押さえておきましょう。

エディタは英語で書くと「editor」になります。元となる単語の「edit」は「編集する」と言う意味で、直訳すれば「editor」は「編集するもの」という意味です。

IT用語でエディタと言えば、編集するためのソフトウェアのことを指します。超分かりやすく言えば「編集の道具」って感じですかね。

さてWordPressのブロックエディタとクラシックエディタの場合、これは投稿ページや固定ページを編集するときに使う編集ツールと思ってもらえばOKです。

ちなみに英語の発音としてはエディターと伸ばしますが、表記はエディタとなっている場合が多いので当記事でもエディタで統一します。

ブロックエディタとは?

WordPress5.0から標準となった比較的新しいエディタで、Gutenberg(グーテンベルク)という名称で呼ばれています。

ブロックエディタと言えば、基本的にこのGutenbergのことを指すので、ブロックエディタ=Gutenbergの認識でOKです。

WordPressのブロックエディタ

テーマにもよりますが、ブロックエディタの見た目は大体こんな感じです。

ちょっと分かりづらいと思うので詳しく特徴を見ていきましょう。

ブロックエディタの特徴と良い点

ブロックエディタの特徴とメリットは次の通り。

ブロックエディタのメリット
  • ブロック状のレイアウトになっている
  • カラム変更やレイアウト変更が直感的にできる
  • ブロックごとの移動やコピーが楽
  • HTMLやCSSの知識が不要
  • 豊富なショートカット
  • 自動整形に強い

ブロック状のレイアウトになっている

ブロックエディタでは、編集箇所がブロックになっており、それぞれのブロックを組み合わせることでページが作られていきます。

図で表すとこんなイメージです。

WordPressのブロックエディタのイメージ

このようにブロックを配置することでページを構成します。

それぞれのブロックには、文章を入れたり画像を入れたりと役割を持たせることが出来るのが特徴です。

カラム変更やレイアウト変更が直感的にできる

ブロック状に組み立てていくので、カラム(何列のレイアウトにするか)の変更など、レイアウトを直感的にデザインできます。

例えばブロックを左右に分けて、左側には写真、右側には文章とボタンを配置するなども簡単におこなえます。

最近では豊富なブロック機能を備えたテーマも増えてきています。

ブロックごとの移動やコピーが楽

途中でレイアウトを変更したくなることもあると思いますが、ブロックエディタの場合はレイアウト変更が楽です。

と言うのも、ブロックごとに移動したりブロックのコピーが簡単にできるからです。

HTMLやCSSの知識が不要

もともとWebサイトをつくっていく上で、細かいレイアウトの変更のためにはHTMLやCSSの知識が必須でした。

ブロックエディタは直感的な操作だけで、知識なしでもそれなりのページが作れてしまうという優れものです。

もちろんHTMLやCSSの利用も可能ですが、使わなくても大体のことが出来てしまいます。

豊富なショートカット

ブロックエディタ内で使えるショートカットがかなり豊富です。

ブロックエディタのショートカット一覧

上の画像はほんの一例で、他にもたくさんあります。

ショートカットを確認したい場合には、エディタ画面の一番右上のメニューから見ることができます。または、エディタを開いた状態で「Shift+Alt+H」を押すことでも確認ができます。

一度に覚えるのはさすがに大変ですが、よく使う操作のショートカットを覚えておけば作業を効率化できますね。

自動整形に強い

WordPressのエディタには自動整形という機能(※この項目はよく分からなければスルーしてもらってOKです)があります。

これは、エディタで入力した文章などのHTMLタグを自動で適切なタグにコード変換してくれるという本来ありがたい機能なのですが、この機能で意図しない変換がおこなわれることがあります。

ブロックエディタでは、クラシックエディタに比べて自動整形による不都合なコード変換に悩みづらいでしょう。

ブロックエディタのイマイチな点

逆にデメリットと思われる点を挙げてみます。

ブロックエディタのデメリット
  • 慣れるまで少し分かりづらい
  • 任意の範囲のコピーが少し面倒
  • 対応していないプラグインやテーマがある

慣れるまで少し分かりづらい

ブロックエディタの操作は確かに直感的ではあるのですが、クラシックエディタを使っていた身からすると、慣れるまではどこをどういじればいいのか分かりづらい部分があります。

ただブロックの概念さえつかんでしまえば、あとはどんなことが出来るか一つずつ確認していけばいいので問題にはならなくなるでしょう。そもそもWordPress自体が初めてという方にとっては、どちらのエディタであろうと関係ないですしね。

それからEnterを押すとすぐに次のブロックになるので、慣れるまではブロックごとの境界がどこにあるのかイマイチ分かりづらいかもしれません。まぁ実際の表示に近い見た目なのでブロックであるということをいちいち意識する必要もないかもしれませんが…。

任意の範囲のコピーやHTMLの修正が少し面倒

ページ内の一部をコピーしたい場合ってあると思うのですが、細かいコピーが少し面倒です。

ブロックごとのコピーは楽な反面、ブロック内の一部やブロックをまたいだコピーとなると途端にややこしくなります。

特にHTMLやCSSの知識があったりクラシックエディタのテキストモードに慣れ親しんでいる人は、細かい調整に難を感じるでしょう。

HTMLを頻繁に使っている場合には、モードの切り替えが面倒という点はデメリットになります。

対応していないプラグインやテーマがある

ブロックエディタはバージョンが更新されるにつれて使いやすさが増してきている一方で、ブロックエディタ自体に対応していないプラグインやテーマも中にはあります。

逆に対応しているテーマであれば様々なブロックの機能が追加されることもあり、ブロックエディタが使いやすいかどうかはテーマにもよると言えます。

例えば、人気テーマのひとつであるSWELLなんかはブロックエディタの使用を前提として開発されているので、使いやすくなっており機能も豊富です。

アフィリエイター御用達のAFFINGER6(ACTION)もブロックエディタに対応して使いやすくなりました。

プラグインもクラシックエディタを前提としているものも多いので、この辺は相性があること理解しておくと良いでしょう。

どのテーマがブロックエディタに向いているか知りたい方は以下の記事もどうぞ↓

参考:【2024最新】WordPressのおすすめ有料テーマ17選【コーポレートサイト・ブログ】

ブロックエディタがおすすめの人

以上の特徴を踏まえた上で、ブロックエディタをおすすめできるのは次のような方です。

  • ホームページを簡単に作りたい人
  • 知識はないがデザインにこだわりたい人
  • はじめてWordPressを扱う人
  • ブロックエディタに向いているテーマを使っている人

WordPress公式自体がブロックエディタを推し進めているので、特に理由が無ければブロックエディタを使ったほうが今後は良いと思われます。

クラシックエディタとは?

続いてクラシックエディタです。

クラシックエディタは今(WordPress5.0以降)はプラグインをインストールしないと使えない旧エディタとなってしまいました。つまりデフォルトでは使用できないということです。

WordPressのクラシックエディタ

以前は主流のエディタでしたので、WordPressを長く使っている人は今も使い続けている人も多くいるはずです。

クラシックエディタはシンプルな見た目と操作性になっています。

クラシックエディタの特徴と良い点

クラシックエディタの特徴とメリットは次の通り。

クラシックエディタの特徴とメリット
  • プラグインを入れる必要がある
  • ブログのような感覚で記述ができる
  • ビジュアルモードとテキストモード
  • HTMLやCSSを利用した編集に適している
  • コピー&ペーストが楽

プラグインを入れる必要がある

WordPress5.0以降のバージョンでクラシックエディタを使う場合にはプラグイン「Classic Editor」をインストールする必要があります。

現在も人気が根強く一定の需要があるようで、かなりの数インストールされています。

※インストール方法については後述する「クラシックエディタを導入する方法」をご覧ください。

ブログのような感覚で記述ができる

クラシックエディタの最大の特徴は、なんといってもブログの編集画面にかなり似ているということです。

シンプルな作りになっているので、文章の執筆に特化するのであればかなり使いやすいエディタです。

しかし、現在は執筆作業もブロックエディタでも簡単になりましたので、あまり大きなメリットとは言えないかもしれません。

ビジュアルモードとテキストモード

クラシックエディタには、ビジュアルモードテキストモードの2種類で編集が可能になっています。

タブを切り替えることによって、モードの切り替えが可能です。(以下の画像の赤枠参照)

ビジュアルモード

ビジュアルモードでは実際にページを公開したときの見た目に近い状態で記述が可能です。

クラシックエディタのビジュアルモード

感覚としては、ブログやWordをいじっている時のような感じに近いでしょうか。

テキストモード

一方でテキストモードは少し特殊ですが基本的にHTMLのタグで表示されるようになっています。ただしノーマルなpタグ(段落を表すタグで<p></p>のこと)は表示されません。

クラシックエディタのテキストモード

コードを直接編集できるので、細かい調整や複雑なレイアウトなどビジュアルモードではできないようなことができます。

HTMLやCSSを利用した編集に適している

前項のテキストモードで示したように、コードを記述する場合にはブロックエディタよりもテキストエディタの方が適しています。

HTMLやCSSを扱う頻度が高い人はテキストエディタの方が使い勝手が良いでしょう。

コーディングするならそもそもWordPress内でコードを書く必要がないと言えばないですが、基本はビジュアルモードで執筆して状況に応じてテキストモードに切り替えるというやり方もあると思います。

なお、ブロックエディタの場合は、ブロックごとにHTMLに切り替えて編集することが可能ですので、ブロックエディタでHTMLが使えないというわけではありません。

コピー&ペーストが楽

なんだかんだでコピー&ペーストはクラシックエディタのほうが楽だと思います。

例えば、Wordで作った原稿で記事を作成する場合、管理が楽なのはクラシックエディタです。

ブロックエディタの場合でももちろん貼り付けできますが、途中で画像を挿入したりするにはブロックを分けなければならないのでひと手間かかります。

それからHTML等を扱うのであれば、機能面を考えて別途テキストエディタを使う人もいることでしょう。クラシックエディタなら他のテキストエディタと行き来するような使い方も容易にできますね。

クラシックエディタのイマイチな点

対してクラシックエディタのデメリットは次のようなものが挙げられます。

クラシックエディタのデメリット
  • 自由なレイアウトには知識が必要
  • 自動整形によるコードの改変
  • サポート終了の可能性

自由なレイアウトには知識が必要

特に初心者の方の場合ですと一番大きなデメリットと考えられるのが、レイアウト変更のハードルの高さでしょう。

クラシックエディタだと、知識がなければ気軽に2カラムや3カラムにすることが出来ません。

テーマによっては、ショートコードでカラム数変更や様々な機能に対応していることもありますが、慣れるまではショートコードすら難しいと感じるのではないでしょうか。

単に文章を書くだけならいいですが、ページをデザインしたいと思うならブロックエディタのほうがお手軽です。

自動整形によるコードの改変

クラシックエディタあるあるですが、ビジュアルモードとテキストモードを行ったり来たりしていると、WordPressの自動整形という自動で良い感じにコードを改変してくれる機能が原因で、逆に表示に不具合が出る時があります。

自動整形機能をオフにすることもできるのですが、オフにしたい部分としたくない部分の切り分けが難しく、意図しない表示が出たときに何かと苦労するんですよね。

その点ブロックエディタなら、自動整形によるトラブルは比較的少ないです。

サポート終了の可能性

クラシックエディタはサポートを終了する可能性があります。

2024年5月現在、公式によると

少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。

引用元:Classic Editor

としています。

初めの頃は2022年までのサポートと言っていましたが、利用者が多いのか延長されたようです。

実際利用者がまだ多いので、サポートがまだまだ長く続く可能性もありますが、いつまで続くかは定かではありません。(サポートが終わってもしばらくは使えると思いますが)

そのため、これから初めてWordPressをいじります!という人であればせっかくクラシックエディタを覚えても使えなくなる可能性もあるのでブロックエディタにしたほうがいいように思います。

おそらく、今のところブロックエディタに対応しきれていないテーマも随時ブロックエディタに対応していくのではないでしょうか。というか、ブロックエディタに対応できていないテーマは少し古い印象があります。

クラシックエディタがおすすめの人

というわけでクラシックエディタがおすすめの人をまとめてみます。

  • 文章メインでブログ感覚で作業がしたい人
  • HTMLやCSSの知識に長けている人
  • クラシックエディタ前提のテーマやプラグインを使いたい人

正直個人的にはクラシックエディタが好きだったのですが、最近はブロックエディタが使いやすくなってきたこともあって、今はブロックエディタに軍配が上がるかなと思います。私自身、最近はほとんど使わなくなりました。

ただ、使い方次第なところもあります。クラシックエディタを使うにはプラグインを入れるだけなので、気になるなら試してみるのが一番早いかもしれません。

クラシックエディタを導入する方法

プラグイン「Classic Editor」のインストール方法を解説します。

管理画面からプラグインの追加

「プラグイン」→「新規追加」を選択。

Classic Editorのインストール

かなりメジャーなプラグインなので、おそらく検索かけなくても上の画像のように「Classic Editor」と書かれたプラグインが見つかると思うので、「今すぐインストール」をクリックしてください。

もし見つからなければ画面右上にあるプラグインの検索から、検索をかけましょう。

Classic Editorの有効化

あとはプラグインを有効化するだけです。

クラシックエディタとブロックエディタの切り替え方法

もしクラシックエディタからブロックエディタに切り替えたくなったら、わざわざクラシックエディタを無効化したり、プラグインを消去しなくても大丈夫です。もちろん不要なら削除でOKですが、使う可能性があるなら切り替えをしましょう。

ブロックエディタとクラシックエディタの切り替え方法

上図のように、設定の「投稿設定」に「すべてのユーザーのデフォルトエディター」という項目があるので、ここで好きな方を選択して更新すればいつでも切り替えが可能です。

ブロックエディタとクラシックエディタの違いまとめ

ブロックエディタとクラシックエディタの特徴の解説は以上となります。

最後に表にしてポイントだけ絞って違いをまとめてみましたので参考にしてくださいね。

スクロールできます
ブロックエディタクラシックエディタ
特徴ブロック状のレイアウト
レイアウト変更が楽
HTML/CSSの知識なくてもOK
プラグインで導入
ブログ感覚で執筆可能
HTML/CSSが利用しやすい
コーポレートサイト知識がある方向け
ブログテーマによるテーマによる
向いているデザインにこだわりたい人
初めてWordPressを使う人
ブロックエディタ推奨テーマ
文章執筆がメインの人
HTML/CSSの知識豊富な人
クラシックエディタ推奨テーマ

実はブロックエディタであるGutenbergが登場したばかりの時は使いづらいと酷評されてばかりいました。しかし最近はその傾向も弱まりつつあります。

それぞれ一長一短のエディタですがWordPressが方向性として定めている以上、今後も主流はブロックエディタになると考えられます。

そのため迷っているのであれば、ブロックエディタを使うのがいいでしょう。ただしクラシックエディタが良い場合もあるので臨機応変に使い分けてみてくださいね!

なお、今回は紹介を控えましたが、独自のエディタが使えるテーマや「Elementor」「Page Builder By SiteOrigin」など、独自のエディタが使えるプラグインも存在します。気になる方は調べてみてください。

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